愛猫はポチの気ままに徒然紀行

SNSで書いた事を備忘録的に残しています

ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン

SMAPの大ヒット曲「世界で一つだけの花」は残酷な歌だと思う。

 

「ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」という歌詞の共感してどれほどの人々が「無理に努力してナンバーワンにならなくてもいいんだ。自分は自分らしく、今のままでいいんだ、ありのままの自分でいいんだ」と思った事だろうか。

 

でも「自分らしく」「今のまま」でいる事はオンリーワンでは無いのだよね。
変わらないという事は無個性で星の数ほどの人混みに紛れ込んで周りから見付ける事すらできない一人でしかない。
何もしないのにオンリーワンにはなれない。何かをするからそれが個性になる。

 

世にいるナンバーワンになれなかったオンリーワンの人々。
この人たちはナンバーワンを目指して戦い相手を蹴散らしたけれどナンバーワンになれなかった人達だ。
ナンバーワンにはなれなかったけれど、戦ってきたから オンリーワンを手に入れられた。

 

オンリーワンは「自分らしく」でもなく「今のまま」でも無くナンバーワンと同じく戦って勝ち取ったものなんだ。
それを理解せず「僕はオンリーワンになれればいい」と何もせず自分らしく今のままでいる人達が、オンリーワンになる事は無い。
だから 「世界で一つだけの花」は残酷な歌だと思う。